講義綱領
 
 
 債権法I  単位4 通年 2年次配当
 
 
 
★テキスト
1.野村豊弘他・『民法V 債権法総論』有斐閣Sシリーズ
2.藤岡康宏他・『民法W 債権法各論』有斐閣Sシリーズ
3.六法持参のこと
 
 
★講義のテーマ・目標
 民法3部の扱うテーマは債権法です。債権法という講義の守備範囲はもっぱら民法第三編です。そしてこの第三編は、分野として債権総論と各論に大別されます。さらに債権各論は契約、事務管理、不当利得、不法行為に分かれます。この講義では、前期に債権総論と契約、後期に事務管理、不当利得、不法行為を学習する予定です。
 はじめて債権法を学ぶ人が、全体像をつかめるようにわかりやすく講義します。
 
★講義形式
 通常の講義形式で行います。
 
 
★成績評価
 学年末に行われる筆記試験でもって成績評価します。
 
 
講義スケジュール
前期
 第1回  4月14日 イントロダクション
 第2回  4月21日 債権の意義             pp1〜8
 第3回  4月28日 債権の目的            pp9〜24
 第4回  5月12日 債権の効力            pp25〜78
 第5回  5月19日 責任財産の保全         pp79〜114
 第6回  5月26日 多数当事者の債権関係      pp115〜167
 第7回  6月 2日 債権譲渡と債務引受       pp168〜207
 第8回  6月 9日 債権の消滅           pp208〜253
 第9回  6月16日 契約総論             pp1〜48
 第10回 6月23日 契約各論@            pp49〜97
 第11回 6月30日 契約各論A            pp98〜152
 第12回 7月 7日 契約各論B           pp152〜192
      7月14日 予備
 
 
 
 
 
 
後期
 第1回  9月22日 不法行為法序論          pp193〜201
 第2回  9月29日 不法行為法の発展         pp201〜213
 第3回  10月 6日 一般の不法行為@         pp214〜249
 第4回  10月13日 一般の不法行為A         pp249〜257
 第5回  10月20日 一般の不法行為B         pp257〜277
 第6回  10月27日 法益(権利)保護の諸類型     pp277〜294
 第7回  11月10日 特殊の不法行為@         pp294〜310
 第8回  11月17日 特殊の不法行為A         pp310〜334
 第9回  11月24日 不法行為法の効果@        pp334〜345
 第10回 12月 1日 不法行為法の効果A        pp345〜369
 第11回 12月 8日 事務管理             pp370〜380
 第12回 12月15日 不当利得             pp381〜415
      12月22日 予備
 
 
 
★参考図書
 随時、参考図書を紹介します。教科書1の254〜255ページ、教科書2の416〜418ページを参照してください。
 
 
★オフィス・アワーについて
 講義の内容およびそれに関連する事柄について質問があれば、いつでも気軽に質問して下さい。ただし、私が愛知大学に居る時間は、以下の通りです。
 
       金曜日 17:00〜19:30