Syllabus


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火曜日4限 15:00〜16:30 今出川N23


<<概要>>
  コンピュータの普及に伴い、社会の至る所にコンピュータが入り込んできています。法律学とても例外ではありません。法律学とコンピュータの接点を探る「法律学とコンピュータ」という分野では、コンピュータを研究の”目的”とする方向と、コンピュータを研究の”手段”として活用する方向に二分できます。コンピュータ法学は、後者を守備範囲としています。つまり、法律の学習、研究にコンピュータの持つ有用な機能を積極的に取り入れ、効率的な学習・研究を行う環境を提供することを目的としています。そこで、コンピュータ法学(レベルII)では、レベルIの応用編として、コンピュータの高度な操作、法律学独自の活用方法について学んでいきます。コンピュータを活用した高度な法律の学習方法を身につけ、講義終了時には各自がコンピュータを駆使して論文、ホームページが作成できるようにするのが、この講義の目的です。
  また、この講義においては、さまざまな形で情報提供を行います。具体的には、この講義についてのホームページ(http://cals2.sozo2.ac.jp/cals/education/education.html)において、講義で紹介しきれない情報を補足的に提供します。また、講義用の掲示板(メッセージボード)(http://cals2.sozo2.ac.jp/bbs/bbsDoshishaFT4/bbs.asp)がありますので、講義への要望・質問を書き込んでいただき、受講者みなさんの意見・感想を次回の講義に反映させていきます。また、個別に質問・意見等があれば、電子メール<hirofumi@sozo.ac.jp>で質問していただければ、お答えします。


<<授業計画>>

授業回日付内容概要参照物教材チャンネル
第1回10月01日イントロダクション講義概略説明Syllabusch10
第2回10月08日エディタの高度な利用秀丸エディタのちょっと高度な使い方 ch1,2,6
第3回10月15日電子メールの高度な利用AL-Mail32のちょっと高度な使い方 ch1,2,6
第4回10月22日法情報を加工する---正規表現入門正規表現を学びましょう 
第5回10月29日インターネット上での情報検索効率的な法情報検索を学ぶ ch9
第6回11月05日データコンバートによる法情報の一元化電子文字の特性を生かしたデータ処理 
第7回11月12日表計算ソフトをもっと使いこなすExcel2000の高度な使い方 
第8回11月19日HTMLを使いこなすホームページ作成の基礎としてHTML言語を学ぶ教科書2
第9回12月03日リンク集を作る集めたデータを集約してHTML化する。教科書2
第10回12月10日ホームページで情報発信をする(1)各自の研究成果の発表の場としてホームページを作る(1)教科書2
第11回12月17日ホームページで情報発信をする(2)各自の研究成果の発表の場としてホームページを作る(2)教科書2
第12回01月07日ホームページで情報発信をする(3)各自の研究成果の発表の場としてホームページを作る(3)教科書2
第13回01月14日コンピュータ法学(CaLS)の将来コンピュータと法学の係わり合いの将来を考えます
参考文献1




<<成績評価>>
 以下の3点から総合的に判断して成績評価します。
  A.学期末に提出する課題(ホームページ作成)
  B.出席および受講態度
  C.講義中に出す課題


<<テキスト>>
 1.『30時間でマスター ホームページデザイン』実教出版(2000年) \1,143
 一応、この教科書を使う予定ですが、講義で詳しく指示しますので、その指示に従って各自で教科書を決めてください。
  ZIPを毎回持参して下さい。


<<参考文献>>
 1.伊藤博文『コンピュータ法学(CaLS)用教材Ver.4 [理論編]』非売品(2000年) 価格未定
 2.加賀山茂・松浦好治編『法情報学 ネットワーク時代の法学入門』有斐閣(1999年) \3,200+税
 3.指宿信・米丸恒治『法律学のためのインターネット2000』日本評論社(2000年) \3,800+税
 4.指宿信編著『インターネットで外国法』日本評論社(1998年) \2,800+税
 5.インターネット弁護士協議会『インターネット法学案内』(1998年) \2,400+税
  その他、講義中に適宜指示します。


<<履修者への要望>>
 ☆本講義は、コンピュータ法学(CaLS)レベル1」)を既に履修していることを前提として行われる講義ですので、レベル1を終了してから履修してください。また、本講義は、履修者一人に一台のコンピュータを使いながら進めます。講義の最終目標は、自分の研究成果を自分のホームページで公開するということにあります。ここまでにたどり着くには、履修者のコンピュータ操作習熟度により、さまざまなパターンが考えられます。受講者一人一人と話し合った上で、教材と講義内容を調整していくつもりです。
 以上の趣旨を理解して講義に臨んで下さい。なお講義について質問等がありましたら、hirofumi@sozo.ac.jpまでメールで問い合わせて下さい。


<<オフィースアワー>>
 私が同志社大学今出川校地にいる時間は、以下の通りです。毎週火曜日13:00-16:45


<<履修者への情報>>
★情報1.この講義のIDとパスワードは、*************です。講義の始まりに各自でコンピュータにログインしてください。ここにログインできると、講義用の資料や教材がコンピュータ上で見ることができます。講義に必要な情報はすべて、講義用ホームページで公開します。また、必要なデータもライブラリから入手できますので、各自フロッピーを持参してきてコピーしていただいて結構です。このホームページは講義用のものですので、インターネット上に公開されているものではありません。

★情報2.レポートや質問の宛先は、*****@*******.doshisha.ac.jpです。各講義ごとに異なりますので、各自で確認してください。

★情報3.緊急時の連絡は、hirofumi@sozo.ac.jpです。私は毎日メールをチェックしていますので、電話より確実に連絡が取れます。

★情報4.この特殊講義(コンピュータ法学(CaLS))は、2002年度春学期、田辺校地で火曜3・4限にレベル1を、秋学期、今出川校地で火曜3限にレベル1、4限にレベル2を開講します。レベル2を受講するには、レベル1での履修が必要です。



☆同志社大学法学部嘱託講師・豊橋創造大学短期大学部実務教育科助教授 伊藤博文(いとうひろふみ)

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