Syllabus
 
同志社大学法学部
 3581-002 特殊講義A コンピュータ法学(基礎)(CaLS at Doshisha Univ. Level 1)
 火曜日4限 15:00〜16:30 KD105
 
 
1.講義の目的
 コンピュータの普及に伴い、社会の至る所にコンピュータが入り込んできています。法律学とても例外ではありません。法律学とコンピュータの接点を探る「法律学とコンピュータ」という分野では、コンピュータを研究の”目的”とする方向と、コンピュータを研究の”手段”として活用する方向に二分できます。コンピュータ法学は、後者を守備範囲としています。つまり、法律の学習、研究にコンピュータの持つ有用な機能を積極的に取り入れ、効率的な学習・研究を行う環境を提供することを目的としています。そこで、コンピュータ法学(基礎)では、基礎編として、コンピュータの基本的な理論と操作、および法律学独自の活用方法について学んでいきます。コンピュータを活用した法律の学習方法の基礎を身につけるのが、この講義の目的です。
 
 
2.講義の内容(予定)
第1回 4月 8日 イントロダクション
第2回 4月15日 ブラウザーを使う---NetscapeNavigator
第3回 4月22日 エディタを使う---秀丸エディタ
第4回 5月 6日 電子メールを使う
第5回 5月13日 効率的な法律文書作成
第6回 5月20日 法情報を集める@ CD−ROM編---法律判例文献件情報CD-ROM
第7回 5月27日 法情報を集めるA ネットワーク編
第8回 6月 3日 法情報を加工する---正規表現入門
第9回 6月10日 ワープロソフトを使いこなす---Ms-Word95
第10回 6月17日 コンピュータ法学(CaLS)の理論(基礎編)
第11回 6月24日 表計算ソフトを使いこなす---Ms-Excel95
第12回 7月 1日 インターネットを使いこなす
第13回 7月 8日 まとめ
 
 
3.テキスト・参考書
 テキスト:伊藤博文『法律学のためのコンピュータ』日本評論社
 参考書: 参考書は随時講義中に紹介します。
      フロッピーディスクを毎回持参してきて下さい。
 
 
4.履修者への要望
 本講義は、履修者一人に一台のコンピュータを使いながら進めます。よってコンピュータ教室の台数分の人数しか履修できません。ですから、履修希望者が多数の場合は何らかの方法による選別を行いますのであらかじめご了承下さい。この場合、(1)学習意欲の高い者、(2)コンピュータに関する基本操作を習得している者を優先させます。なぜならば、籤引き等で選ばれても”遅刻・欠席・予習をしない”という状態では、選にもれた人が可哀想です。また、コンピュータ操作の基本、例えばブラインドタッチのできない人はかなりのハンディを負うことになります。この講義では、コンピュータの
 
 
キー操作といった基礎的な操作を説明するのに十分な時間を割けないからです。しかし一番求められるのは、学習意欲です。学習意欲さえあれば、コンピュータの基礎的操作などは簡単に身に付きます。
 以上の趣旨を理解して講義に臨んで下さい。遅刻、欠席等は論外です。予習・復習を欠かさず積極的に講義に臨んで下さい。
 
 
5.オフィースアワー
 私が同志社大学にいる時間は、以下の通りです。
    毎週火曜日
      10:30〜12:30 今出川 N2・3
      15:00〜16:45 田辺  KD105
 
 
★情報1.第一関門­­ボランティア学生からメールをもらおう!
 昨年度の受講者がボランティアとして協力していただき、皆さんのメールを出す能力をテストします。皆さんが、ボランティア学生宛にメールを出して、それに返事を書いてくれます。ただし、ボランティア学生は、読んで不快感を覚えるメール、つまらないメールには、一切返事をくれません。がんばって、読んでもらえるメールを書きましょう。この課題の意図は、きちんと目的の場所にメールが送れるということと、ネチケットを守り人に迷惑をかけないで情報が送れるという能力を身に付けて欲しいからです。ボランティア学生については、後ほど詳しく連絡します。
 
 
★情報2この講義のIDは、
 
 
★情報3レポートや質問の宛先は、
 
 
★情報4緊急時の連絡は、QFF02244@niftyserve.or.jp
 
 
 
豊橋創造大学短期大学部専任講師
伊藤博文(いとうひろふみ)