Syllabus
 
同志社大学法学部    特殊講義29
「コンピュータ法学(レベルII)」(CaLS at Doshisha Univ. Level 2)
火曜日4限 15:00〜16:30 今出川N3
1.概要
 コンピュータの普及に伴い、社会の至る所にコンピュータが入り込んできています。法律学とても例外ではありません。法律学とコンピュータの接点を探る「法律学とコンピュータ」という分野では、コンピュータを研究の”目的”とする方向と、コンピュータを研究の”手段”として活用する方向に二分できます。コンピュータ法学は、後者を守備範囲としています。つまり、法律の学習、研究にコンピュータの持つ有用な機能を積極的に取り入れ、効率的な学習・研究を行う環境を提供することを目的としています。そこで、コンピュータ法学(レベルII)では、レベルIの応用編として、コンピュータの高度な操作、法律学独自の活用方法について学んでいきます。コンピュータを活用した高度な法律の学習方法を身につけ、講義終了時には各自がコンピュータを駆使して論文、ホームページが作成できるようにするのが、この講義の目的です。
 また、この講義においては、さまざまな形で情報提供を行います。具体的には、この講義についてのホームページ(http://cals2.sozo2.ac.jp/cals/education/education.html)において、講義で紹介しきれない情報を補足的に提供します。また、講義用の掲示板(メッセージボード)(http://cals2.sozo2.ac.jp/bbs/bbsDoshishaFT4/bbs.asp)がありますので、講義への要望・質問を書き込んでいただき、受講者みなさんの意見・感想を次回の講義に反映させていきます。また、個別に質問・意見等があれば、電子メール<hirofumi@sozo.ac.jp>で質問していただければ、お答えします。
 
2.講義の内容(予定)
第1回  10月 5日 イントロダクション
第2回  10月12日 エディタの高度な利用
第3回  10月19日 電子メールの高度な利用
第4回  10月26日 法情報を加工する---正規表現入門
第5回  11月 2日 インターネット上での情報検索
第6回  11月 9日 データコンバートによる法情報の一元化
第7回  11月16日 HTMLを使いこなす
第8回  11月30日 表計算ソフトをもっと使いこなす
第9回  12月 7日 リンク集を作る
第10回 12月14日 ホームページを作る
第11回 12月21日 ホームページで情報発信をする
第12回  1月11日 コンピュータ法学(CaLS)の将来
第13回  1月18日 予備
 
3.テキスト・参考書
 1.伊藤博文『法律学のためのコンピュータ』日本評論社(1997年) \2,900
 2.『30時間でマスター インターネット』実教出版(1998年) \700
 フロッピーディスクを毎回持参して下さい。
 
4.成績評価
 以下の3点から総合的に判断して成績評価します。
  A.学期末に提出する課題、B.出席および受講態度、C.講義への貢献度
 
5.履修者への要望
 ☆本講義は、コンピュータ法学(CaLS)レベルI(「I」、「基礎」もしくは「レベル1」)を既に履修していることを前提として行われる講義ですので、レベルI(「I」、「基礎」もしくは「レベル1」)を終了してから履修してください。また、本講義は、履修者一人に一台のコンピュータを使いながら進めます。
 
6.オフィースアワー
 私が同志社大学田辺校地にいる時間は、以下の通りです。毎週火曜日13:00~16:45 N3
 
★情報1この講義のIDとパスワードは、    です。講義の始まりに各自でコンピュータにログインしてください。ここにログインできると、講義用の資料や教材がコンピュータ上で見ることができます。講義に必要な情報はすべて、講義用ホームページで公開します。また、必要なデータもライブラリから入手できますので、各自フロッピーを持参してきてコピーしていただいて結構です。このホームページは講義用のものですので、インターネット上に公開されているものではありません。
 
★情報2レポートや質問の宛先は、
 
★情報3緊急時の連絡は、hirofumi@sozo.ac.jpです。私は毎日メールをチェックしていますので、電話より確実に連絡が取れます。
 
同志社大学法学部嘱託講師・豊橋創造大学短期大学部実務教育科助教授 伊藤博文(いとうひろふみ)