The Project CaLS.

ゲームで学ぶ法律学


 ゲーム世代にとって、ゲーム感覚で法律学を学べたら楽しいだろうなと思うのは人情です。けれども、ゲームの世界と法律の世界には、まだまだ距離があります。この距離を埋めるべく挑戦していくのがこのプロジェクトです。既に、いくつか、法廷(裁判)を舞台としたゲームが発売されていますので、それを紹介します。
「逆転裁判」
  • 逆転裁判
     <---- 史上初! 法廷バトルゲーム「逆転裁判」。ゲームボーイ アドバンス用 発売元:株式会社カプコン
  • 逆転裁判2
    法廷バトルゲーム『逆転裁判』の続編。ゲームボーイ アドバンス用 発売元:株式会社カプコン ----> 
  • 「逆転裁判2」




    「逆転裁判」挑戦記録

  • 2002月10日28日 Amazon.comで、「逆転裁判」「逆転裁判2」を購入。税込み¥7,352。
  • 嫌がる次男から、ゲームボーイアドバンスを借りる。一日10円のレンタル料。
  • 2002月10日30日 「逆転裁判」に挑戦開始。
  • 仕事が忙しく、しばし中断。
  • 2002月11日5日 暇を見つけて再開。エピソード3の途中まで進む。やり始めてわかったこと。
    このゲームはロールプレイング的要素を持ちながら、推理もの的要素が大きい。実際の刑事訴訟では考えられない場面展開が多い。もう少し、現実の刑事裁判に忠実であればなと思う。全クリできたらまとめて感想を書く予定。
    とりあえず、ここまででゲームをやって思った感想を列記。
     ★裁判所がスタジアムのように描かれているのに違和感を覚えた。
     ★たしかに、実際の裁判とは異なるとマニュアルには書かれているが、せっかくここまで、裁判にこだわるなら、もう一ひねり、現実の刑事訴訟に則った形でゲーム化してほしかった。
     ★弁護人側が右で、検察側が左でおかしいなと思っていたが、これは傍聴席側からみたのではなく、裁判官席から見た構図ということと理解した。
     ★完全な推理ゲームである。弁護士本人が被告人となった時、被告人自らが弁護士となって自分を弁護するというのは可笑しかった。成保堂弁護士自身が被告人なのに、証人に尋問することで、証人が真犯人になるというのは、推理ゲームとしては面白いが、法律的には納得がいかない。
  • 次男が新しいゲームを買い、ゲームボーイアドバンスが借り難くなった(笑)。


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    E-mail :hirofumi@sozo.ac.jp