The Project CaLS

「第1学年進路講演会」ということで、母校、愛知県立国府高等学校で講演をしてきました。後輩達の将来を考えるにあたり、さまざまな仕事についている先輩を招いて講演してもらうという進路指導の一環として行われたものです。



愛知県立国府高等学校 進路指導講演


2005年11月14日(月)14:40〜15:35 at 愛知県立国府高等学校体育館、対象は1年生

愛知大学法科大学院教授
伊藤 博文


テーマ『私と職業選択』

PowerPointスライドを使いながら説明する当日の様子
PowerPointスライドを使いながら説明する当日の様子
(写真は国府高校のHPより)



「私の歩んできた道のり」

目  次

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愛知大学法科大学院教授  伊藤 博文
 
1.私はいかなる先輩なのか
  1.1 法科大学院とは何か
   ・司法制度改革と法曹養成改革
   ・専門職大学院と司法試験
  1.2 法科大学院における教授とは
   ・日常生活
   ・辛いこと楽しいこと

2.高校卒業から現在までの道のり
  2.1 中学校から国府高校へ
  2.2 国府高校から同志社大学へ
  2.3 同志社大学卒業後のサラリーマン生活
  2.4 愛知大学大学院法学研究科への入学
  2.5 アメリカへの留学
  2.6 豊橋短期大学への就職
  2.7 愛知大学法科大学院への転職
  2.8 今後の道のり

3.後輩へ送るメッセージ
  3.1 ナンバー校に勝てない国府高校
  3.2 ローカルでなく全国規模の視野を。
  3.3 今しかできないことをやる。
  3.4 挫折を味わって大きくなれ。
  3.5 国府高校卒業生の多くが後に続いて欲しい。
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 ---受講した一生徒の感想----

 私は将来、法学部へ行きたいと思っているので、今日の伊藤先生のお話は大変興味深かく聞くことができました。法科大学院の存在は知っていたけど、詳しいことは知らなかったので、すごくためになりました。このような方が国府高校の先輩だと思うととても憧れました。私も法律の勉強をして、将来、伊藤先生のようになりたいと思いました。
 伊藤先生は法律を教え、弁護士を目指す学生を育てていますが、今日のお話を聞き私も法律の知識を身につけ、世の中の役に立つ人になりたいと強く感じました。伊藤先生は、サラリーマン生活を経て、多くの経験をしています。それを今にいかしていることにも気づきました。多くのご苦労があったからこそ今の先生の姿があるのだと思います。
 私も今は1年生だと思っていないで、将来のことを見据えていかなければなりません。そのためにも今のうちから勉強しなければいけないと思います。今日は、お忙しい中、私たちのために貴重なお話をしていただき、大変感謝しています。ありがとうございました。
(国府高校のHPより)
 ---コメント---

 感想を聞かせていただき、ありがとうございました。
 今の私が、人生を語り若い者に説教をするには、まだ未熟で若過ぎると思いますが、母校の進路指導部の先生方からのリクエストという折角のチャンスでしたので、後輩達に日頃より思っていることを語りたいと思い、いろいろとお話しさせていただきました。私が、見本となる先輩たり得るのかには疑問もありますが、何人かの後輩にメッセージが確実に届いたことを嬉しくおもっております。
 このような機会は、少なくとも私が高校生の頃にはなかったですし、将来自分が何になるのかと考える機会はなかったですね。高校一年は遊んでいました(笑)。皆さんの自己実現を目指して、努力して素晴らしい人生を送ってください。


この講演会の記事は、国府高校のHPに掲載されております。


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E-mail :hirofumi@lawschool.aichi-u.ac.jp