シンポジウム実施報告

法科大学院主催のシンポジウムを開催

3月14日(土)に車道校舎3階コンベンションホールにて『犯罪被害者への新たな支援−被害者参加制度と損害賠償制度について−』と題したシンポジウムが開催されました。これは、本学法科大学院が平成19年度文部科学省『専門職大学院等教育推進プログラム』に選定された『犯罪被害者支援による地域貢献プログラム』の一環として行われた事業です。当日は生憎の天候にも関わらず、約100名の来場がありました。

被害者参加制度の概要及び趣旨・目的について以下の5名をパネリストに招き、それぞれの立場・視点から意見交換がありました。

パネリスト

  • 芦沢 政治 氏 (名古屋地方裁判所・判事)
  • 加藤 修司 氏 (名古屋地方検察庁・検事)
  • 雑賀 正浩 氏 (愛知県弁護士会犯罪被害者支援特別委員会委員長・弁護士)
  • 川出 敏裕 氏 (東京大学大学院法学政治学研究科・教授)
  • 青木 聰子 氏 (犯罪被害者自助グループ緒あしす・主宰)

被害者参加制度や損害賠償命令制度について一般の方たちにも分かりやすいシンポジウムとなりました。会場からは犯罪被害に遭われた方の感想やこれから始まる裁判員制度への意見などもあり、被害者参加制度の必要性を検討し、その制度の発展につながるという目的に一歩前進することができました。

また、愛知大学法科大学院では『犯罪被害にあわれた方へ』と題した公判手続説明シナリオを作成いたしました。デジタルパンフレット化して本学法科大学院のプログラムサイトに掲載しておりますので、是非以下のリンクからご覧ください。

デジタルパンフレット『犯罪被害にあわれた方へ』

スケジュール

項目をクリックすると、写真がご覧になれます。

時間 内容
13:00〜13:05
13:05〜13:25
13:30〜1500
15:00〜15:15
  • 休憩
15:15〜15:45
15:45〜15:50
15:50〜16:00
  • 休憩
16:00〜18:00
  • 無料法律相談
開会の挨拶(司会・主催者)
加藤克佳「犯罪被害者支援の概況と課題」
パネルディスカッション(パネリスト、指定討論者を中心として。会場からの質問も交える)
指定討論者発言、会場との質疑応答
パネリストの方々
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